社会貢献型クレジットカード

クレジットカードには使うだけでNPO法人や環境保護団体に寄付ができる「社会貢献型カード」と呼ばれるモノが存在します。

通常、カードでショッピングするとクレジットカード会社はお店から利用料に応じた手数料をもらう訳ですが、このカード会社に入る手数料の中から一定額を寄付するクレジットカードを「社会貢献型カード」といいます。

カード会社に入る手数料の中から寄付するシステムなので、利用者の負担なく社会活動に貢献することができます。

寄付の額はカードの種類にもよりますが、だいたい利用額の約0.5％前後。

１万円使っても50円程度と少額ですが、チリも積もれば山となります。

現に、今回紹介するOMC地球にやさしいカードは会員数約２万８千人を誇り、1991年から2005年10月末までで累計４億５千万円以上も寄付している実績があります。
（2005年10月末現在）

OMC「地球にやさしい」カード

「地球温暖化」「オゾン層」「酸性雨」「砂漠化」「サンゴ」など14種類のテーマから選べ、カード利用額の0.5%が自動的に（財）緑の地球防衛基金を通じて保護・研究団体へ寄付されます。寄付金額の30%は各テーマに均等に分配され、残りの70%は選んだテーマに寄付されます。

　

はっぴーママ カード

利用金額の0.5％が「おぎゃー献金基金」に寄付される社会貢献型クレジットカード。「おぎゃー献金基金」は心身障害児のための施設や心身障害児の研究をサポートしている団体で、健康な赤ちゃんを産んだお母さんや、立ち合った医師、助産婦、看護婦に声をかけ、愛の献金をしたのが発端です。

　

アトムカード

子供たちの夢を形にする社会貢献型カードでクレジットカード利用金額の0.3％が寄付されます。2005年度は全国児童養護施設協議会、三宅村教育委員会、新潟大雪被災施設（聖母愛児園、長岡寮育園、あきば荘）に寄付されています。

　

いずれのクレジットカードも寄付に関わる自己負担はなく、カードを持てる人であれば誰でも社会貢献できます。

個人個人では小さな善意でも、みんなでやれば大きな力になります。

社会貢献したいけどなかなか表だってできないという人は、社会貢献型カードを持つところから始めるのもよいのではないでしょうか。

　
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投稿者 kenji : 2006年11月14日 05:41